発達障害専門アドバイザー IMACO(あいまこ)ブログ

発達障害さん、またはその側近の方々に即!役立つ情報を発信しとります

発達障害さん ミスの”玉突き事故”に注意!

こんにちは!IMACOです(^^)

現在、私の投稿は基本的に㈫㈬㈮㈰とさせて頂いております。

どういう規則性なんだ?と思っていらっしゃる方だけに向けたニッチ情報でした(笑)

さて今回はタイトルの通り、発達障害がミスをしてしまった時に意外とやってしまいがちな「ミスの玉突き事故」についてです。

私はASDADHDの両方持っているので、今回の投稿内容がどちら主導で起きる現象なのかちょっとわからないのですが、恐らくどちらも関係していると思います。

私含め発達障害さんがミスをしやすいこと自体は既知の情報なので今回は触れません。

今回触れたいのは、ミスをした後のことです。

私たち発達障害さんは何かミスをしてしまった時、健常者の人よりも動揺してしまいます。

そしてそのパニック状態が「次のミス」を生み出すことがしばしばあるんです。

そのパニックの根源が「この失敗を取り返さなきゃ」という性質である時は、特に顕著です。

いつも文章が長いので、一例だけ挙げますね。

私は広告代理店営業マンだった頃、某大手パチンコ店の担当だったことがあります。

ある日そのパチンコ店の最寄り駅でバスを一本逃してしまい、18時ちょうどのアポイントに遅れてしまうことが確定しました。

当然、すぐにその旨を先方に電話で伝えましたがその後に事件は起こりました。

絶対遅刻したくないという気持ちが強いのに遅刻が確定してしまったこと、社長にドヤされる未来、肩身の狭い思いで商談しなければならないことなど、様々な負の感情が私に襲いかかります。

私は少しでもこのミスを取り返さなければならないと思い、慌てて拾ったタクシーの中で調べたグーグルマップの到着時間を再度先方に電話して伝えました。

「18:22には到着できますので!よろしくお願いします!」

しかし、突然渋滞にハマり実際に到着したのは18:31でした。

私はこの短時間に、二回もまとめてミスをしてしまったのです。

マルチタスクは苦手なのにマルチミスはするんかい。。。

こんなことなら、「申し訳ございません。遅れます。なるべく早く到着できるよう努力します。」だけにしといた方が遅刻のミス1つで済んだのに。

冷静になって振り返れば、バカなことをしたとよく分かります。

しかし発達障害さんのやらかした時のパニックは尋常ではないものがあります。

その瞬間はなかなか抗えるものではありません。

で、何をお伝えしたいのかと申しますと発達障害さんはミスをする、だけどミスをしたときにパニックからさらにミスを重ねることがあるという特性を知って、「玉突き事故」を未然に防いで頂きたいというのがこの投稿の趣旨でした。

地震がきた時に、余震に備えますよね。

ちょうどそんなイメージです。

なにかこの話に刺さるものがあれば、参考にしてみてください(^^)