自閉症26歳の 大抜擢!~挨拶をすることの これだけのメリット~
おはようございます!あいまこです(^^)
今朝、夜中の3時に目が覚めてしまったのですが、その時にふと思い出した出来事があります。
社会人の常識でもありますが、私の持論として発達障害さんが社会で生き抜くうえで最も必要なことは「挨拶」だと思っています。
ですから拙著・アマゾンKindleの処女作の初っ端にも「挨拶をしましょう」という項目をもってきたくらいです。
挨拶は「相手の心をひらく」作用があります。
なぜなら挨拶は【あなたに敵意は持っていませんよ】という意思表示だからです。
ワンちゃんの世界など動物界にも挨拶は存在していると言われています。
それくらいコミニュケーションをとる上で必要な行為だからでしょう。
さて本題に戻ります。
夜中3時に思い出したこと、それは名付けて「26歳の大抜擢」です。
私は26歳の時、ある大きなコールセンターでアルバイトをしていました。
今でこそ自覚はありますが当時はASD+ADHDを抱えていながら、その自覚がないためミスは日常茶飯事、かつ仕事が全然覚えられないという散々な有様だったのです。
しかし当時の私はそんな中「自分から挨拶する」ということだけは絶対にサボりませんでした。
それもあって、仕事ができないのにクビにならないし嫌われてもいませんでした。
ある日、ほとんど喋ったことのないGさんという女性社員が新規プロジェクトに抜擢されて別の部署に異動になりました。
確かその1ヶ月後くらいだったと思うのですが、私は上層部から突然呼び出されたのです。
会議室にはGさんが笑顔で同席していました。
「この新プロジェクトにサブ責任者として携わってほしい」
耳を疑うほどの大抜擢でした。
後日、ダメ人間の自覚ゆえ、その抜擢にある意味納得がいっていなかった私はGさんにストレートに疑問をぶつけたのです。
「なぜ私に白羽の矢が立ったのですか?」
Gさんはうなずき、笑顔で答えました。
「私が異動になった後も、絶対に挨拶をし続けてくれたのはアナタだけだったからよ。」と。
ただ、これは冒頭に挙げた「相手の心を開く」挨拶の作用とはまた別で、「信用を勝ち取った」挨拶という意味だとは思いますが。
いずれにせよ、挨拶の持つ力は莫大なものがあるという証拠です。
と私も偉そうなことを言いつつ、最近フィットネスジムのロッカーで年配の方から先に挨拶をされ、ハッとしたばかりです。
つまり今私は46歳ですがあれから20年が経ち、素直さが消え、あの頃のように素早く自ら挨拶ができなくなっていることに恐怖を感じました。
ということで、私もちゃんとやらないといけないという自戒も込めた投稿でした。
私も頑張りますので、挨拶がちゃんとできてないなあと自覚が生まれた方は今日から一緒に頑張ってみませんか(^^)