発達障害専門アドバイザー IMACO(あいまこ)ブログ

発達障害さん、またはその側近の方々に即!役立つ情報を発信しとります

餅は餅屋、発達障害は? ~セカンドオピニオンの重要性~

こんにちは!あいまこです(^^)

先日、Instagramのある方の投稿の中で

「軽度発達障害は重い障害です」



という言葉があり、非常に心に刺さるものがありました。
私もまったく同感です。

この投稿者の方は恐らく、何か釈然としない出来事があっての事だったはずなのですが、実は私も同じ台詞を叫びたかった瞬間がありました。

因みに私はお医者さんの批判をしたいワケではないので、そこはご了承下さいね。

私は30年以上、発達障害に気づかずあっちにぶつかりこっちにぶつかりボロボロになりながら生きていました。

37歳の時、仕事上の度重なるミスをきっかけに、ある青山の有名な心療内科にかかります。

その時の感覚としては「ホームページに発達障害って載ってれば、どのクリニックも大差はないやろ」という感覚でした。

そこで私はWais-Ⅲなどの検査を受け、最終的に医師からはこう言われました。

「まあ、発達障害っちゃ発達障害だけど・・・軽い発達障害かな。」

今の私なら論理的に噛みつくでしょうが(笑)当時の私には一切の知識がありませんから「そんなもんか」と軽いショックの中、むりやり納得して医院を後にしました。

やっと精神保健福祉士手帳を取得して、障がい者雇用で仕事をしたり、色々と人生が拓けるのではと期待していたのですが。

それから二年が経ち、私と同じようにミスばかりしている”のび太”のような職場の先輩から千葉県市川市にとても発達障害に強く、親身になってくれる医師がいるという話を聞きました。

私はすぐにそのクリニックへ足を運びました。

まずは二年前にかかった青山の心療内科でのやりとり、つまり「軽い発達障害かな」と言われた件を伝えました。

結論、私は精神保健福祉士手帳の申請をし、取得まですることができたのですが、その市川のクリニックで掛けてもらえた言葉を今でも忘れません。

発達障害に軽いも重いもないよ!軽くても発達障害発達障害だよ!」
正義の怒り、義憤の込められた言葉でした。

「ステージ1の癌かな?」と軽く言う医者はいませんね。

もしそんなことを軽く言ったとしたら、恐らく院長から怒られると思いますが極端な話、そういうことです。

文字数の関係でそろそろ締めないといけないのですが、私がこの投稿で一番訴えたいことは何かと言いますと、外科でも婦人科でもなんでもそうだと思いますが

発達障害にも強い医師と、そうでない医師がいる」



ということです。

事実、私のカウンセリングを受けられたグレーゾーンの方の中でも、「次は発達障害に強い医師にかかって下さい」という私のアドバイスで2名もの方がクリニックを変えて発達障害の診断をしてもらことができました。

この投稿には賛否両論あるでしょうが、よかったら参考にしてみてください。