チンパンジーに学んだ 発達障害さんが絶対失敗しない方法
こんにちは!あいまこです(^^)
突然ですが、皆さんは人間の言語を理解するチンパンジー(厳密にはボノボ)のカンジくんをご存知でしょうか?
私は過去に、人間の命も動物の命も尊さは同じであるという根拠について学んでいた時期がありました。
その中で最も衝撃を受けたのがこの人間の言語や、図形を理解するチンパンジー「カンジくん」の存在を知ったときでした。
もちろん全てではありませんが、人間の音声言語を理解し、図形文字ボタンのキーボードを操り自らの意思を伝えることもできるすごいチンパンジーです。
もっと言えば、絵の具を使って画も描きます。
実際に、大阪芸術大学などに展示されていたこともありました。
カンジくんの妹は「パンバニーシャ」といいまして、カンジくんはこの妹のことが大・大・大好きです❤
この二人(?)を愛し、研究をしているのは米ジョージア州立大学言語研究センターのサベージ博士という女性です。
このカンジくんの存在だけでも驚きなのですが、私が度肝を抜かれた出来事がありました。
その前に、カンジくんの欠点というとおかしいのですが、なかなか治らないよくないクセがあるのでそれをお伝えしておきます。
ガラスや鏡などを手にすると、地面に叩きつけてすぐ割ってしまうのです(笑)
ある朝、サベージ博士がカンジくんに手鏡を渡して言います。
「カンジ。この鏡を今日一日割らないで持っていることができたら、大好きなパンバニーシャと遊ばせてあげるわよ」
するとカンジくんはどうしたかというと、その手鏡を「あなたが預かっていてくれ」と言わんばかりに博士の手に戻したのです。
ここからは推測の域を出ませんが、彼の賢さから考えるに
「俺が持っていたら絶対に割ってしまう。絶対に割らない方法はないか・・・。そうだ!博士に預けたらいいんだ!」
ということではないかと思います。
そうです。
どうしても失敗してしまうことについては【失敗できない環境を自ら作ってやる】ことが唯一の防止法なのです。
発達障害とどう関係があるのか。
ほんの一例ですが、私は遺伝でお酒が非常に弱いうえ、積極奇異型のASD、しかも多弁系ADHDという酒宴でやらかす材料を「役満」クラスに持っています。
実際、飲みの席に出席するたび必ず失言をしたり、幹事(シャレではないです)なのに酔い潰れたり・・・100%やらかしていました。
そこで私はカンジからヒントを得ました。
酒宴を全て欠席することにしたのです。
もう2年ほど、一切の飲み会に出ていません。
今回は文字数の関係で一例しか挙げられませんが他にもカンジのおかげで防げた失敗が沢山あります。
この記事に何か刺さるものがあれば、参考にしてみてください(^^)