発達障害専門アドバイザー IMACO(あいまこ)ブログ

発達障害さん、またはその側近の方々に即!役立つ情報を発信しとります

対策は【逮捕】スペース【勾留】で

こんにちは!

昨日はワクチン接種を受けまして、腕が上がらないあいまこです(笑)

さて、つい最近も起きましたが、時代とともにSNS犯罪の発生件数が上がってきていますね。

中でも、発達障害さんはSNS犯罪に巻き込まれ易いと一般的には言われています。

今回は大企業の人事部の採用担当として、書類選考などを任されていた経験から「SNS犯罪の被害者」にならない為のひとつの手段について書きたいと思います。

採用担当として、何は無くとも応募書類に目を通すうえで絶対に確認するように言われていたことがいくつかあるのですが、その一つが「犯罪歴」でした。

SNS犯罪がインターネット社会のデメリットだとするなら、ネットで犯罪歴を簡単に調べられるようになったことはメリットと言えるかもしれません。

これがベストな調べ方かどうかは分かりませんが、私が会社でやっていた方法は

【氏名(スペース)逮捕(スペース)勾留】



でグーグル検索するというやり方でした。

経験上これをずっとやっていると、100人に1人くらいの割合で盗撮などで逮捕歴のある問題人物が見つかります。

私がなぜこれを皆さんと共有しようと思ったのかと言いますと、ドキュメント系YouTubeチャンネルでSNS犯罪の実例をいろいろ見ていて、前科持ちの人が加害者だったという事件も多かったからです。

(もちろん清水の次郎長ではありませんが、180度心を入れ替えて真人間になった方も沢山いらっしゃるとは思います。)

ですので、SNSで仲良くなって「会おうよ」となっても、念のため前述のネット検索方法で逮捕勾留歴を調べてみると犯罪に遭う確率は少し下がるのではないかと思います。

「詐欺師は詐欺師の顔で近づいてこない」



という有名な言葉があるように、「いい人そうだから」というのは全くアテになりません。

おどろおどろしい内容になってしまいましたが(笑)今回は以上です。

体調によっては明日の投稿はお休みするかも知れませんが、今後ともIMACOをよろしくお願いします(^^)

逆・サザエさん症候群

こんにちは!IMACOです(^^)

前回はおどろおどろしいSNS犯罪についてだったので、バランスをとるべく今日は少しポップな内容にします(笑)

CHAGE and ASKAが、純愛を歌った「Say Yes」の次に「僕はこの瞳で嘘をつく」を発表したように(古!)

また今回に限っては発達障害さん向けというより、発達障害さん含め全ての人に当てはまるテーマかと存じます。

タイトルをご覧になって「?」と思われた方が大多数(そんなに見られてない)だったとは思いますが、皆さん当然「サザエさん症候群」はご存知ですよね。

このサザエさん症候群に心を覆われた時、気持ちが楽になる考え方があるんです。

ちょっと話が逸れますが【円柱】ってありますよね。

プリングルスの缶の形といえば分かりやすいですね(笑)

あの形は真横から見れば【長方形】ですが、真上から見ると【円】ですね。
つまり、見方によって2種類の形をとるわけです。

この話に喩えるなら、私たちが日曜日の夕方から夜にかけ「ああ、もう休みは終わりか・・・。朝礼で何話そうか・・・会社行きたくねえなあ」とマイナスな感情を抱いている状態を【長方形】とします。

つまり二面のうちの一面ということですね。

しかし、土日休みという前提で書きますが金曜日の昼、または夕方、つまり就業中に何を考えているでしょうか。

「ああ、あと2時間頑張れば連休や!久しぶりの温泉旅館、めっちゃ楽しみやなあ」

「あとは午後の5時間ふんばるだけだ。早くアメ横で飲みたい!」

こんな楽しげなことを考えてはいないでしょうか?(笑)

喩えるならこれが、もう一面の【円】です。

プラス要素です。

サザエさん症候群、つまり【日曜日だというのに、明日の仕事のことを考えてしまって何か損しているような気がする】という負の感情がわいてきたらこう考えてみてはどうでしょうか。

「でも俺、金曜日は仕事してる最中から土日のこと考えてワクワクしてるもんな。相殺かw」と。

サザエさん症候群に関しては


【未来が暗いと現在も暗い】という人間心理の性質上、抗っても勝てる相手ではありませんから、視野を拡げてこのように考えてみると「損した気分」は最小限になるのではないかと思います(^^)

※因みに、私IMACOは発達障害アドバイザーとは名乗っているものの、人生全般のお悩み相談を受け付けておりますし、実績もあります。発達障害以外でも解決できない問題があれば、遠慮なくご相談ください。

“違和感“を 上手く使って ミス防止

おはようございます!アイマコです(^^)

つい最近、切手を貼り忘れて投函した郵便物がリターンしてきて「ああ、やっぱ俺ADHDなんだなあ」と改めて実感しました笑

今回はそんなうっかり野郎の私がオススメする「違和感」を利用した発達障害ライフハックです。

突然ですがマクドナルドの店員さんが、拘束された人質みたいにでかいチェーンをたすき掛けしているのを見たことはないでしょうか?

多いのは黄色のプラスチックのチェーンですね。

プロレスファンの私にはスイーツ真壁に見えてしまいますが笑

私が若かりし頃、マクドナルドで1年ほどアルバイトをしていたときに聞いた話ですが、あれは“違和感“をあえて出す為だそうです。

あのプラスチックの黄色いチェーンの先には何が結ばれているかというと、事務所の鍵なんです。

鍵を紛失したら店舗が機能しなくなり大事件となります。

それを防ぐ為のチェーンなのです。

時と場所は変わり、私がシティ銀行の警備員のバイトをやっていた時の話です。

私はある大都市のATMの鍵を胸ポケットに入れたまま帰宅してしまいました笑

携帯電話に死ぬほど警備会社から着信があり「お前、鍵持って帰ってない?」と聞かれ、まさかとは思いましたがガサゴソとポケットを触っていると、胸ポケットに鍵らしき感触が…

その後はご想像にお任せしますが、このように厚さ2ミリ、長さ5センチほどしかない鍵だと、ついついポケットに入れてしまったままでも“違和感”が無いのでこのようなことが稀にでしょうが起きてしまうのだと思います。(私が悪いのですがw)

恐らくマクドナルドでも似たような事故が起きたことがあったのではないでしょうか。

ところが、あんなに長くて太い、カラフルなチェーンがついていればポケットに入れてそのまま、なんてことは絶対に起こり得ないはずです。

この対策はADHDさんにとってきっと、応用できるのでは無いかと思います。

ほんの一例ですが、私は無くしたと思っては購入➡️発見という負の倍々ゲームで印鑑が7本くらい家にあります。

一回、どれが実印なのか分からなくなってヒヤリとした経験があったので、写真

画像


のように実印だけは立派なケースに入れ、かつ仰々しい袋に納め“違和感“を演出しています笑

皆さんもよかったらこの”違和感”作戦、参考にしてみてください(^^)

オトコは黙って「清潔感」

こんにちは!

今日は日曜日ということで変化球を投げます(笑)

つい最近、私は自身のホームページ内で「オシャレ・身だしなみプラン」という長期コーチングプランを受け付け開始しました。

なぜこれをやろうと思ったかと申しますと、やはり発達障害さん、特に男性の発達障害さんはオシャレに疎く、身だしなみを小綺麗に保つことが苦手な傾向があるからです。

私自身もド級ASD自閉症スペクトラム)、ADHDであり、そうなってしまうロジックは非常によくわかります。

発達凸凹の凹の部分(子供のまんまストップしている部分)による現象なので、発達障害さんはもちろん好きでそうしているワケではないことはご理解ください。

私も高校二年くらいまでは中居正広さんの私服を超越するくらい、信じられないくらいダサくて隣のクラスの人からもイジられていました(笑)

いま客観的にみれば「イジられて当然やわ」と思いますね。

そのくらいすごかったです。

また、鼻水を拭ったティッシュを4枚くらいポケットの中に入れて繰り返し使ったり、エレカシ宮本さんばりに頭をかきむしって机にフケが落ちたままになっていたり、爪が伸び放題だったり・・・マジで挙げたらキリがないです(笑)

つまり私も例に漏れず、ダサくて不潔だったのです。

今の私を知る人は信じられないと言うでしょうが。

その変遷をお話ししたいところではありますが、別の機会に譲るとして今回はオシャレ・身だしなみを語る上で何は無くとも、まずいちばん大事なことは何かということだけ触れたいと思います。

主に男性を対象として今回は書いてますので、こういう語り方になりますが就活するうえでも、社会人としてやっていくうえでも、もっと言えば女性からモテるうえでも一番大事なことは

「清潔感」



です。

ホントにこれがベースなんです。

家を建てる際、コンクリートを流し込んだりしてまずは「基礎工事」をしなければ1階も2階もありませんよね?

それと同じで、清潔感がないとどんなにオシャレしても意味はありません。

思いの丈を綴っていたら1000文字に届きそうな勢いなので、詳細はあまり書けませんが具体的には定期的に髪を切り、爪を切り、鼻毛を処理し、常に洗濯済みの服下着をつけ、髭を剃り、歯をきちんと磨く・・・云々。

ありすぎて全部は書き切れませんが、この6項目をちゃんとやるだけでも相当清潔感は身につくはずです。

難しかったらまずはできそうな項目だけでも良いのでやってみてください。

きっと評判が上がるはずですよ(^^)

 

発達障害さえ感謝に変えた【人間が万事塞翁が馬】的思考

こんにちは(^^)

昨日は応援するソフトバンクホークスが15得点もするという大勝でテンション上がり気味のIMACOです(笑)

ずっとこの記事については書きたいと思っていましたが、まさにそのタイミングは今日だと思ったキッカケは、まさに昨日のホークスの勝利にあります。

ここ数日の我がホークスは、主力選手に某ウィルス感染者や怪我人が一気に続出し、昨日のスタメンなどは二軍から慌てて駆り出された実績のない若手が大半という前代未聞の事態となりました。

私は試合前、同じくホークスファンの母親に「今日のスタメンは絶望的やね」とメールをしたくらいです(笑)

ところが、蓋を開けると二軍の彼らは一軍の主力をカバーするどころか、打ちまくって15点もとって大勝してしまったのです。

人間万事塞翁が馬



多くの方はこの諺についてご存知かとは思います。

簡単に背景を書き出しますと

【中国の北端、国境の「塞」の近くに、占いが得意な翁(老人)が住んでいました。あるとき、彼の飼っていた馬が逃げてしまったので、みんなが同情しましたが、彼は「これは幸運が訪れる印だよ」と言います。そして、そのとおり、逃げた馬は立派な馬を連れて帰ってきました。そこでみんなが祝福すると、今度は「これは不運の兆しだ」と言います。実際、しばらくすると彼の息子がその馬から落ち、足の骨を折ってしまったのです。またみんなが同情すると、彼の答えは、「これは幸運の前触れだ」。息子はその怪我のおかげで、戦争に行かずにすんだのでした。】▶コトバンクより引用

人間に起きる全ての事は、この塞の翁に起こった出来事のようなもので「何が善で何が悪なのかはまったく分からない」という意味です。

私はASDADHDの症状に死ぬほど振り回された若い頃、自分の運命を深く呪いました。

「なんで普通の人が普通にできることが俺には出来ないのか。怠けているならまだしも、人一倍努力もしているのに!」と。

しかし、現在の私は結論発達障害でよかった」と心から思っています。

私の元へカウンセリングを申し込んでくださる方、また、私の発達障害の書籍を読んでくださる方は、「私が発達障害の当事者」だからこそ希望を持って私の話に耳を傾けることができるからです。

文字数の関係で一例を挙げるのが限界ですが、発達障害だろうが定型発達だろうがこの【人間が万事塞翁が馬】の考え方をいつも心に持っていれば、ストレスや悩みは激減します。

いや、不幸も感謝、喜びに変化するんです。

初耳だという方も、知っていたよ、という方もよかったら是非この諺を意識してみてください(^^)

発達障害さん 夢は多く!!選択肢は少なく?!

こんにちは!IMACOです(^^)

つい先日、私が長期で成長をサポートしている(”理想の自分プラン”:詳細はHPをご覧ください)広汎性発達障害の男の子に面接の訓練をしてあげている時のことです。

必ず面接で聞かれるであろう「学生時代がんばったことは何ですか?」という質問をしたところ、しばらくの間沈黙してしまいました。

すぐにその理由はピンときたのですが、やはり思った通り(頑張ったことの)選択肢が多すぎて頭の中で収拾がつかなかったそうです。

これ、私もASDなので非常によくわかります!

私は上野アメ横が大好きなんですが、ABCマートが苦手です(笑)

スニーカーが嫌いなワケではなく、むしろ大好きです。

処分しなければならないほど沢山所有しています。

ではABCマートの何が苦手なのか。

選択肢が多すぎるんです(笑)

店内に入ると軽いパニックになってしまいます。

なのでアメ横でスニーカーを見るときは、品揃えがABCの1/3ほどの名もなき小売店に立ち寄ります。

落ち着いて選ぶことができるからです。

ちょっとだけ合致しないかも知れませんが実はこれ、発達障害さんが顕著なだけで全人類に当てはまることなんですね。

行動科学者のアイエンガー教授が発見した【ジャムの法則】というものがありまして、簡単に説明しますと「スーパーで24種類のジャムを売ったが3%の客しか立ち寄らなかったが、6種類のジャムだと30%の客が立ち寄った。結論、選択肢が多すぎると人は敬遠する」ということです。

ですので発達障害さん自身が選ぶ際はもちろん、発達障害さんに選んでもらう場合も選択肢はなるべく狭くしてあげると、決定が早いかも知れません。

ですので冒頭の男の子にも、お母様にも私は「(習い事だけに絞るなど)選択肢を狭くしてみましょう」とアドバイスをさせて頂きました。

長くなってしまいましたが、今回は以上となります。

何か刺さるものがあれば、参考にしてみてください(^^)

 

チンパンジーに学んだ 発達障害さんが絶対失敗しない方法

こんにちは!あいまこです(^^)

突然ですが、皆さんは人間の言語を理解するチンパンジー(厳密にはボノボ)のカンジくんをご存知でしょうか?

私は過去に、人間の命も動物の命も尊さは同じであるという根拠について学んでいた時期がありました。

その中で最も衝撃を受けたのがこの人間の言語や、図形を理解するチンパンジー「カンジくん」の存在を知ったときでした。

もちろん全てではありませんが、人間の音声言語を理解し、図形文字ボタンのキーボードを操り自らの意思を伝えることもできるすごいチンパンジーです。

もっと言えば、絵の具を使って画も描きます。

実際に、大阪芸術大学などに展示されていたこともありました。

カンジくんの妹は「パンバニーシャ」といいまして、カンジくんはこの妹のことが大・大・大好きです❤

この二人(?)を愛し、研究をしているのは米ジョージア州立大学言語研究センターのサベージ博士という女性です。

このカンジくんの存在だけでも驚きなのですが、私が度肝を抜かれた出来事がありました。

その前に、カンジくんの欠点というとおかしいのですが、なかなか治らないよくないクセがあるのでそれをお伝えしておきます。

ガラスや鏡などを手にすると、地面に叩きつけてすぐ割ってしまうのです(笑)

ある朝、サベージ博士がカンジくんに手鏡を渡して言います。

「カンジ。この鏡を今日一日割らないで持っていることができたら、大好きなパンバニーシャと遊ばせてあげるわよ」

するとカンジくんはどうしたかというと、その手鏡を「あなたが預かっていてくれ」と言わんばかりに博士の手に戻したのです。

ここからは推測の域を出ませんが、彼の賢さから考えるに

「俺が持っていたら絶対に割ってしまう。絶対に割らない方法はないか・・・。そうだ!博士に預けたらいいんだ!」



ということではないかと思います。

そうです。

どうしても失敗してしまうことについては【失敗できない環境を自ら作ってやる】ことが唯一の防止法なのです。

発達障害とどう関係があるのか。

ほんの一例ですが、私は遺伝でお酒が非常に弱いうえ、積極奇異型のASD、しかも多弁系ADHDという酒宴でやらかす材料を「役満」クラスに持っています。

実際、飲みの席に出席するたび必ず失言をしたり、幹事(シャレではないです)なのに酔い潰れたり・・・100%やらかしていました。

そこで私はカンジからヒントを得ました。

酒宴を全て欠席することにしたのです。

もう2年ほど、一切の飲み会に出ていません。

今回は文字数の関係で一例しか挙げられませんが他にもカンジのおかげで防げた失敗が沢山あります。

この記事に何か刺さるものがあれば、参考にしてみてください(^^)